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伊緒さんのお嫁ご飯

水果 ゆめの庭の「夏みかんシャーベット」。物語は続きます

 ようやく直しが終わった原稿の束を抱えて、2階の書斎から階下へと降りていった。 リビングから外を見やると、薄暗がりに慣れた目には世界が一瞬真っ白に感じられる。 やわらかな陽の差す庭にはたくさんの樹が植わっていて、ぼくたちは四季折々の花や実を楽しみにしていた。 サンダルをつっかけて庭に出ると、一本の樹ががさごそと揺れている。 「あ!見つかった!」  笑って木陰から出てきたのは伊緒さんだ。    その腕には、太陽をその………………~続きを読む~
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