歴史ライター「帯刀コロク(たてわきころく)」としての記事
“本格派戦国webマガジン”と銘打った、「戦国ヒストリー」さんに寄稿させていただいた記事を一覧にしました。
わたしは主に「刀剣」や「甲冑」に関するジャンルの執筆を担当、有名な刀工やちょっとマニアックな歴史トピックなどをご紹介しています。
戦国ヒストリー | 探究心をくすぐる本格派の歴史ウェブマガジン
甲冑関連記事

真田幸村所用の甲冑解説!赤備え、鹿の角の兜の意味など… | 戦国ヒストリー
そのあまりにも劇的な戦いぶりとヒロイックな散り際から、戦国武将の中でも一二を争う人気といわれる「真田幸村」。同時代の武将たちからも「大手柄」「日本一の兵(ひのもといちのつわもの)」などと、最大限の称賛をされた伝説的な戦士として名を馳せています。 後の世の講談や創作、メディア作品などでも恰好の主人公として取り上げられ、今なおその生きざまは多くの人の深い感銘を与え続けています。しかしその一方で、真田幸村については史料が多………………~続きを読む~

伊達政宗所用の甲冑解説!トレードマークは三日月の兜と重厚な造りの鎧。 | 戦国ヒストリー
侠気があり、派手な振る舞いをする洒落者のことを「伊達」といいます。この言葉のもとになったのは、言わずと知れた戦国武将「伊達政宗」の生きざまです。 東北の雄・政宗はその磊落な振る舞いや奇抜な衣装、そして豪快なエピソードに彩られた人物で、戦国武将の中でも屈指の「かぶき者」として知られています。そんな政宗は、いわば戦国期のファッションリーダーともいえる独自のセンスを持っていました。服飾やヘアスタイルは言うに及ばず、それは武………………~続きを読む~

直江兼続所用の甲冑解説!トレードマークが「愛」の兜。 | 戦国ヒストリー
その鮮烈な生きざまで歴史に名を残した、あまたの戦国武将たち。人気のある武将は一国の主、つまり総司令官という立場にあることが多いのではないでしょうか。 しかし、一方で主君を陰に陽にサポートし、その覇道のために欠くべからざる「参謀タイプ」の武将にも有名な人物がいます。そのうちの一人が「直江兼続」。「越後の龍」と畏敬の念を込めて呼ばれた上杉謙信を祖とする、米沢上杉家を支えた名家老です。 大河ドラマでも主人公として活躍し、そ………………~続きを読む~

武田信玄所用の甲冑解説!あの白い毛の兜って何? | 戦国ヒストリー
戦国史を語るうえで決して無視することのできない巨星、「武田信玄」。「甲斐の虎」の異名をとり、「軍神」とまで呼ばれる英傑です。軍略と内政に秀で、特に騎馬武者の部隊は戦国最強の呼び声も高く、戦国時代なかばから終わり近くにかけて、もっとも名を馳せた武将の一人といえるでしょう。 人気の高さに比例するように、講談や創作の世界でも度々題材にされることから、ある種の「信玄像」が出来上がっているとも言えますね。そんな中には史実とは異………………~続きを読む~

徳川家康所用の甲冑をご紹介!頭巾型、シダの兜など… | 戦国ヒストリー
日本史上、武家による最長の政権となった江戸幕府を樹立した、徳川家康。信長・秀吉に並ぶ「三英傑」の一人に数えられ、その武将としての、あるいは政治家としての手腕は特に海外からの評価が高いことでも知られています。 どちらかというと老獪な戦略家というイメージが強いのではないでしょうか。確かに幼少時からの人質生活や、諸国との危ういパワーバランスを切り抜けてきた経験に裏打ちされた、卓越した外交感覚の持ち主であったことは疑いようも………………~続きを読む~

石田三成所用の甲冑解説!トレードマークは乱髪兜 | 戦国ヒストリー
歴史上の人物への評価や人気というものは、時代ごとやそれをテーマにした創作などの登場で変動することが知られています。そんななかでも、現在進行形で人気度がアップしていっている戦国武将の一人が「石田三成」ではないでしょうか。いわずと知れた豊臣方の智将で、事務能力に秀でた新しい文治タイプの武将としても有名です。 ですが、関ヶ原合戦では西軍として徳川方の敵となったため、後世の創作ではあまりよいイメージで語られることのなかった人………………~続きを読む~
刀剣関連記事

土方歳三の刀は〇〇代!戦国大名も熱望した最上大業物「和泉守兼定」の真のブランド力 | 戦国ヒストリー
「〇代目」と名跡を継ぐ文化は、歌舞伎などの芸道の世界だけでなく、刀工(刀鍛冶)の世界にも古くから存在します。歴史上の有名な刀工の名前が、実は特定の代(ジェネレーション)の人物を指していたり、時代や系統の異なる同名の職人を表していたりすることも珍しくありません。刀工集団の歴史が深くなるほどこの傾向は強くなり、作品の評価も代によって大きく変わることがあります。 その中でも特に有名なのが、「和泉守兼定(いずみのかみかねさだ………………~続きを読む~

最上大業物「長曽祢虎徹」! 50代からの転職で名刀工に!? | 戦国ヒストリー
歴史上、数多くの名刀が匠の手によって生み出されてきましたが、その格付けともいえる分類がいくつか存在しています。なかでも有名なもののひとつとして、「最上大業物(さいじょうおおわざもの)」というランクを耳にしたことがないでしょうか? 文字通り、最上クラスの名工を表したもので、幕府からの任務として試し切りを行う「御様御用(おためしごよう)」を生業とした「山田浅右衛門家」の五代目、「吉睦」によるものです。吉睦の著書は数度の改………………~続きを読む~

最上大業物「関の孫六」!武将たちにも愛された名刀 | 戦国ヒストリー
日本の刃物が世界的な評価を受けて、海外からの旅行客の中には特に和包丁を目当てにやってくる熱心なファンが増えているといいます。言わずと知れた、日本刀製作の技をベースとした匠の仕事であり、長く使えて非常によく切れ、しかも美しいという三拍子そろった包丁として世界を魅了しています。 日本の包丁ブランドのうち、「関孫六」や「関の孫六」などと刻まれたものを目にしたことはないでしょうか。「和包丁の代名詞」のひとつとして有名な銘です………………~続きを読む~

日本刀の代名詞!「正宗」ってどんな刀? | 戦国ヒストリー
物には開発者や発祥した土地、または特に著名な製作者などの名が、そのまま「代名詞」として使われるということがよくあります。火縄銃のことを渡来した島の名である「種子島」と呼ぶことなどがいい例ですが、日本刀の代名詞と称される刀工の一人が「正宗(まさむね)」です。 おそらく誰しもその名を聞いたことがあるであろう正宗は、むしろ「名刀」のイメージとして定着しているといえるかもしれません。 清酒にも数多くの「〇〇マサムネ」という銘………………~続きを読む~

徳川家康が愛した3つの名刀伝説!「剣士」の素顔と天下泰平を願った秘話 | 戦国ヒストリー
日本史上、最長の武家政権を確立した武将「徳川家康」。戦国の世を最後に制した覇者といえます。老獪な政治力を駆使したイメージが強い家康ですが、その裏には弱肉強食の世を生き抜いた「戦士」としての素顔が隠されています。 その証の一つが刀剣です。家康は武将らしく、刀剣を殊のほか愛したことでも知られています。本コラムでは、そんな家康が愛した名刀とその興味深いエピソードをご紹介します。※徳川家康の全体像を知る→「徳川家康」総合解説………………~続きを読む~

織田信長を読み解く鍵は「愛刀」にあり? 名刀が映し出す信長の狂気 | 戦国ヒストリー
その苛烈な生きざまと既成概念にとらわれない柔軟な戦略、そして稀代のカリスマ性から高い人気を誇る武将が織田信長です。 いくつかの「好きな武将ランキング」では他を圧倒して1位に輝くことも多く、まさしく戦国武将の代名詞ともいえる人物でしょう。 天下統一に王手をかけた、ともいえる信長のもとには、さまざまな名器名物が集まりました。特に茶道具や絵画の収集は俗に「名物狩り」とも呼ばれる大規模なもので、政治的意義もふくみつつ文化面………………~続きを読む~

戦いの神・上杉謙信はやっぱり刀マニア!? | 戦国ヒストリー
天才的な軍略と精強な軍団を持ち、「越後の龍」「軍神」「毘沙門天の化身」などと称された武将がいました。その人の名は上杉謙信(うえすぎ けんしん)。戦国史に燦然と輝く、武将の巨星として高い人気を誇っています。 複雑な家中の勢力をまとめ、戦にも大義名分を重んじたとされることから、「義の人」と呼ばれることもあります。国力増強の殖産興業にも注力し、その内政手腕においても高く評価されています。武田信玄との幾度にもわたる勝負は伝説………………~続きを読む~

【日本刀】雷神・鬼・幽霊…人ならざるモノを斬った伝説の名刀5選 | 戦国ヒストリー
名刀はその姿や造りの美しさだけではなく、当然のごとく「切れ味」が生命とされてきました。己の一身を託す重要な武器であった刀には、何物にも負けない強靭さと鋭さが求められたからです。そんな名刀には、凄まじい切れ味にまつわるエピソードを示すように、切断したものの名を「号」として冠する例がよくみられます。「石灯籠切り」や「鉄砲切り」などの器物、あるいは「岡田切り」や「真柄切り」等々、討ち取った武将の名などがそれにあたります。 ………………~続きを読む~

やっぱり刀が最強の武器?古武道にみる剣術への対抗策 | 戦国ヒストリー
武士を象徴する武器である日本刀。肌身離さず、という表現が大げさではないほど、常時身に着けていたという「魂」ともいえるものです。多くの武術がありますが、武士が表芸として修得すべき技もまずは剣術でした。興味深いことに、日本の武道はそのほとんどが剣術を中心として組み立てられているのです。 剣術が基本的に「剣vs剣」の形として編まれているのに対し、他の武器術ではその仮想敵を剣、すなわち「vs剣術」として構成している例が多くみ………………~続きを読む~

日本刀ができるまで ~刀の作り方を解説! | 戦国ヒストリー
「折れず・曲がらず・よく切れる」。およそ刃物に求められる機能の、理想形を実現したといわれる日本刀。刀匠が魂を込めた鋼の造形は、本来求められた武器としての働きを超え、芸術品としての影響力をもつに至りました。 そんな日本刀ですが、いったいどのようにして造られるのでしょうか。また、材料やその組み合わせなどは、どのようなものがあるのでしょうか。専門的なことになると実に複雑で難解な作刀のプロセスですが、本コラムではそのアウトラ………………~続きを読む~

「にえ」「におい」?「地鉄」に「刃文」? 刀剣用語をさくっと解説! | 戦国ヒストリー
時ならぬ刀剣ブームの恩恵もあり、全国各地の博物館や美術館で名刀に関する特別展が目白押しとなっていますね。これまでは一部の愛好家の趣味というイメージだった刀剣鑑賞ですが、女性や若い人など新たなファン層へと裾野が広がりをみせています。 たとえ何の予備知識も持たずに目にしたとしても、日本刀のもつ研ぎ澄まされた品格と、そこに宿る気魄のようなものに心が揺さぶられる体験をする人が後を絶たないといいます。しかし、刀剣を解説する文章………………~続きを読む~

刀の不思議な名前の由来は?名刀にまつわるエピソード | 戦国ヒストリー
刀にはその製作者である刀工の名前が刻まれることがよくあり、これを「銘(めい)」といいます。有名な「正宗」や「村正」、「虎徹」や「兼定」なども刀工名を表しており、一般に「○○作の刀」という意味合いで刀の名前は銘で呼ばれることが多くなっています。これはすなわち「ブランド」と言い換えることもでき、多くの名刀を生み出した刀工集団の銘はそれだけでもステータスとして認知されるようになります。 その一方で、刀が世に出てからのエピソ………………~続きを読む~

刀にはこんなにパーツがある!日本刀の構造解説 | 戦国ヒストリー
「武士の魂」と呼ばれる日本刀。往時はもちろん重要な武器でありましたが、やがて武士道の思想を象徴する神聖なものと捉えられるようになります。刀身そのものの完成された美はもとより、それを包み・支え・守り、剣士が実際に使うことができるようにするための外装にも多くの工夫と工芸技術の粋が凝らされています。 このように、単に「刀」といっても分解すると実に多くのパーツで構成されていることがわかり、それぞれに深い見どころが溢れているの………………~続きを読む~

いまさら聞けない「天下五剣」。スペックとストーリー総復習 | 戦国ヒストリー
精魂込めた匠の技と研ぎ澄まされた鋼が織りなす、優美な刀剣である日本刀。武器として生まれながら、見る者の心に深い感動を呼び起こす芸術品でもあります。古来、その美しさを称え、多くの人々が刀を愛でてきました。それは武士のみに限らず、時には戦と無縁と思われる人々によって破邪の神器としても奉じられてきたのです。 あまたの名刀はあれど、その中でも来歴・造りともに白眉とされる五振りが語り継がれてきました。世に「天下五剣」と呼ばれる………………~続きを読む~

実在した巨大刀!「大太刀」の世界と遣い手たちの物語 | 戦国ヒストリー
武士を象徴する武器である日本刀は、「折れず・曲がらず・よく切れる」という、およそ刀剣が求める命題のすべてに応えたといっても過言ではない性能を持っています。その完成された姿ゆえか、日本の白兵戦用武器は西欧や中国などの例と比べると、多くのバリエーションはないように感じられます。 片刃の湾刀という基本的なスタイルはそのままに、長短によって用途を分けるのが一般的でした。 江戸期の武士の正式装備であるいわゆる「大小差し」もそう………………~続きを読む~

刀剣展示の「太刀」と「刀」はどう違う?戦国期ならではのスタイル徹底解説 | 戦国ヒストリー
刀剣をモチーフにしたメディア作品のヒットにより、空前の「日本刀ブーム」が巻き起こっています。美術品としての価値は世界的な評価があるものの、これまではどちらかというとハードルの高いジャンルとして、一部の愛好家のものというイメージが強かった日本刀。それが女性や若年層のファンを獲得し、一気に裾野が広がったことは一種の社会現象と言って差し支えない熱気を感じさせます。 各地の博物館では刀剣をテーマにした特別展が目白押しで、古今………………~続きを読む~

日本刀はどうして生まれた?その誕生秘話に迫る | 戦国ヒストリー
鋼の芸術とも呼ばれる「日本刀」。武器として生み出されながら、その製作には神事そのものの厳しさが求められ、その姿は至高の清冽さをもって見る者の心に迫ります。「武」と「美」とを兼ね備えた、まさしく世界に類のないスタイルの刀剣と言われています。 近年、刀剣をテーマにしたメディア作品のヒットにより、日本刀はより広い層のファンを獲得するようになりました。雅やかな曲線とほっそりした刀身は、一見女性的ですらあるような印象を与えます………………~続きを読む~

戦国最強!?本多忠勝と蜻蛉切にまつわるエピソードとは | 戦国ヒストリー
生命をかけて戦うことが日常だった戦国時代。動乱の時代はあまたの戦士を育て上げ、戦闘集団を率いる地方領主である「戦国武将」が形成されました。数ある濃密な歴史ドラマの中でも「戦国最強の武将は誰か?」という問いは、歴史ファンの大きな関心事の一つではないでしょうか。 そこで、必ずといっていいほど名を挙げられる一人が「本多忠勝」。いわずと知れた徳川家康の側近中の側近、徳川軍においては「三傑」「四天王」「十六神将」等々、いずれに………………~続きを読む~

刀を扱う技法の系譜。日本剣術の歴史 | 戦国ヒストリー
どんなに優れた道具も、それを扱うための確かな技術が伴わなければ、100%の能力を引き出すことはできません。「折れず・曲がらず・よく切れる」という高い性能を誇る日本刀もその限りではなく、むしろ扱いは難しい部類に入るともいわれています。 そんな日本刀を扱う技を、日本古武道では一般的に「剣術」と呼んでいます。「刀術」「刀法」「剣法」「兵法」等々、流派ごとに異口同音の呼び名はありますが、ここではいずれも「剣術」と呼称したいと………………~続きを読む~

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