関西育ちなのに……初・お家たこ焼き
『伊緒さんのお嫁ご飯~番外・手作らず編~』の第6膳で、「たこ焼き」の話題を出しました。
いわずと知れた“粉もん”の雄で、老若男女問わず関西人はたこ焼きが大好きです。
関西の各家庭には必ず「たこ焼き器」があるというのは有名な都市伝説で、これはおおむね事実であるとされています。
ところが……
三條は関西育ちであるにも関わらず、お家でたこ焼きをつくったことがありませんでした。
そこで、小説で触れたのをきっかけについに初チャレンジしたのでした。
材料
市販の「たこ焼きの粉」を使いました。
初めてということもあり、どんな味になるのか確認するために具はタコさんだけ。
ほんとは天かすとかネギとか紅しょうがとか入れるのです。
粉に卵、水でも溶けますがここはぜひ出汁を使いたいところです。
今回は冷蔵庫に常備している、水出しの昆布出汁を用いました。
材料を分量で混ぜますが、たこ焼きの場合はお好み焼きのタネに比べて水気が多く、さらっとした生地になりました。
準備
カセットコンロにたこ焼き用鉄板をのっけて、ようく熱します。
油を引くにはキッチンペーパーでてるてる坊主をつくり、グリップにアルミ箔を巻いたものを使いました。
専用の油引きは100均でも売っているそうです。
ちょっと欲しい。
焼き、そして返しにはコツが!
鉄板に生地を流しいれていきます。
もうおいしそう。
ほんとは鉄板全体を覆うくらいにフローさせるそうですが、実験のため一回食べきりの少なめにしました。
タコをたくさん入れるのが夢だったので、たくさん入れてやりました。
でも、ほどほどがいいようです。
さて、ここで早くも最大の難関、“返し”のときがやってまいりました。
近くのたこ焼き屋さんの技前を観察して得た、その極意とは・・・!
そう!「90度だけひっくり返す」こと!
最初からくるんっと180度返すと、固まっていないタネがすでに焼けた半球を支えきれず、ぺしゃっと潰れたりきれいな丸にならなかったりします。
なので最初は、半月が立つような形に4分の1だけ返す!
たったこれだけです♪
次はネギとかキャベツとか紅しょうがとか入れたい!
というわけで、初・お家たこ焼きは成功裡に終わってたいへん満足いたしました。
今回は実験ということもあって具はタコさんだけでしたが、おネギやらキャベツ、紅しょうがに天かすや魚粉などのフル装備でやってみたいと思います。
伊緒さんもお気に入りの関西の味、すっかり味をしめてしまいました。
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