御伽草子

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物書きばなし

門松=鬼の墓標で草餅=鬼の肉!? まるで『鬼滅の刃』な“鬼喰い”のメタファーと行事食の由来について

“鬼”がちょっとブームな昨今 『鬼滅の刃』という作品が空前のブームを巻き起こし、店頭からコミック品切れが相次ぐという事態になっています。 わたしもこんな現象は初めて出遭ったもので、出版不況といわれて久しい昨今、よいニュースの一つではないかと思っています。 『鬼滅の刃』は人間を虐げる「鬼」と呼ばれるヴァンパイアのような異形に立ち向かう、「鬼狩り」の剣士たちのお話です。 「鬼vs人」という日本古………………~続きを読む~
物書きばなし

「異世界もの」はなぜこんなにも愛される?実は1000年の歴史、古典文学から続く鉄板のストーリーだった!

一大ジャンル「異世界もの」 特にライトノベルの分野で、「異世界もの」と呼ばれるタイプの作品が席巻しているのはよく知られています。 「異世界」とタイトルにつくものはもちろん、そうでなくとも基本的に何らかの形でファンタジー世界に迷い込んで活躍するという流れは、ひとつの様式になったともいえるでしょう。 ある種の「お約束」として共有される物語展開は「大喜利」とも例えられ、多くの読者に愛されているテーマであ………………~続きを読む~
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