三條すずしろの本
『紀伊 零神宮のあやかし文化財レポート』
古い神々と諸仏が共存する、紀伊・和歌山。
この地にある遺跡・寺社・美術品等の「文化財」の中には、あやかし達への結界として機能しているものも多いのです。
そして、そんな結界文化財の保全を密かに行う人たちが存在しています。
高野の麓にひっそりと鎮座する瀬乃神宮、通称「零神宮(ぜろじんぐう)」――。
イケメン女子の結界守が、人知れず紀伊をあやかしから護っているのでした。
これは和歌山に赴任した新米教師のわたしが出遭った、怪異たちとの物語。
わたしから言えるのは、ただひとつ。
いま、ぜったい、
後ろを振り返らないで。
【エブリスタ:現代ファンタジートレンドランキング最高1位】
【アルファポリス:キャラ文芸ジャンル24h.ポイント最高1位】
『伊緒さんのお嫁ご飯』
貴女がいるから、まっすぐ家に帰ります――。
伊緒さんが作ってくれる、おいしい「お嫁ご飯」が楽しみな僕。
子供のころから憧れていた小さな幸せに、ほっと心が癒されていきます。
ちょっぴり歴女な伊緒さんの、とっても温かい料理のお話。
アルファポリス主催「第1回ライト文芸大賞」、大賞候補作品。
エブリスタ執筆応援キャンペーン「おいしい時間」、佳作受賞。
『伊緒さんの食べものがたり』
いっしょだと、なんだっておいしい――。
引っ越し初日のカップ麺や夜店の焼きそば、旅先の朝食バイキングや移動販売のわらび餅……。
大事な人と二人で食べる、ほんのりノスタルジックな食べもののものがたり。
『伊緒さんのお嫁ご飯』からほんの少し未来の、異なる時間軸のお話です。
主なメニューは……
・引っ越し初日、豪雨の日のカップ麺
・地蔵盆の駄菓子
・土用のうなぎ
・和歌山ラーメン
・関西の丸もち
・背伸びして行く、回らないお寿司
・好きだった給食の献立
・もっちもちの北海道米
…etc.
『伊緒さんのお嫁ご飯~番外・手作らず編~』改題。
『柚子とさば骨』
「今度ごはんを食べにおいで」
年下の男の子にうっかりそう言ってしまったのは、彼があんまり綺麗に魚を食べるから。
私は一世一代の食卓を、心を込めてととのえる――。
原稿用紙10枚に綴る、小さな小さな物語。
『フナダマ』
腕ききの船頭・ゴロージは、かつての想い人の髪を船に納めて「フナダマ」としていた。
時代が変わっても、船を愛し女を愛する船乗りたちの心意気は変わらない――。
意外な船の正体と行き先が、不思議な余韻をみちびきます。
原稿用紙10枚に綴る、小さな小さな物語。
帯刀古禄の本
『蜜柑文筥ーみかんふばこー』
『星読みの国』で第3回西の正倉院みさと文学賞佳作を受賞した、帯刀古禄初めての短編集
集録作
・柚子とさば骨
・伊緒さんのほろ酔い酒菜
・La dernière Goutte(ラ・デルニエ・グットゥ)
・新撰抄―無銘隊士之霊位―
・フナダマ
・そと遊びおねえさん。
『ころみ猫』
帯刀家二代目猫長「ころみ」ちゃんの写真集。
全編写真のみでございます。
『吠声(はいせい)ー隼人彷徨ー』(C’S Factory版)
奈良時代、南九州一帯に居住していた「隼人」と呼ばれる人々はヤマト王権への帰順を求められ、朝貢を行っていた。
「吠声(はいせい)」という声で魔を祓い、王権を守護する任務などに就くためヤマトへとやってきた阿多のカザトは、得意の格闘術を通して様々な人々と触れ合い、心を通わせてゆく。
だがやがて大隅半島の隼人たちとヤマトとの間に全面戦争が勃発。カザトは好敵手である大隅のヒギトと戦場でまみえることとなる。
友への思い、愛すべき人への思いを胸に、カザトは運命とどう向き合うのか―。
「隼人の乱」をテーマとした長編古代ロマン。
(C’S Factoryより出版)
『龍馬アンローデッドー伊呂波丸事件異聞ー』(C’S Factory版)
慶応三年(1867)四月二十三日、紀州藩の蒸気艦「明光丸」と土佐海援隊の「伊呂波丸」が備中六島付近で衝突した。
沈没した伊呂波丸の補償をめぐり、ここに日本初の蒸気船同士による海難審判が開始された。誠を尽くして事故に対応しようとする明光丸クルー達。しかし、事件は予期せぬ展開をみせ、紀州藩はやがて土佐の巨大な圧力と、それを裏で操る坂本龍馬と対峙することになる――。
紀州から土佐への、七万両という莫大な賠償金支払によって決着した「伊呂波丸事件」。だが、そこには歴史の闇に埋もれた、知られざる男たちの戦いがあった。
明光丸艦長・高柳楠之助が、「最恐の敵」坂本龍馬と伊呂波丸の真実に迫る!
(C’S Factoryより出版)
『呪縛 7.8』(C’S Factory版)
帯刀古禄「生き胴様し」
刀剣研磨師の「僕」は謎めいた依頼人からの手紙で、先代が研ぎ上げることなく残していった刀の存在を知る。
その遺志を引き継ぐように研ぎを始めた「僕」だったが、やがて奇妙な悪夢に悩まされるようになり、心身を消耗させていく。
そして依頼人の一族と刀に秘められた暗い歴史が徐々に明らかになっていくが、「僕」はもはや後戻りのできないほどにそれらに魅入られてしまっていた――。
その刀が研ぎ上がった時、「僕」はいったい何を目にするのか……?
瀬比亜零「鎧武者」
名家の鎧に乗り移った悪霊。その鎧は人から人へと受け継がれ、数百年の後、工務店経営者の甲斐田のもとへとやってくる。鎧のせいで娘の佳代子に異変が起こる。悪霊に取り憑かれたと騒ぎ立てる甲斐田と妻の優子。そこで霊媒師の力を借りて、その悪霊を追い払う。しかし、悪霊の持つ力が恐るべきもので、霊媒師の一人が失明をする。悪霊を追い払うことはできたものの、甲斐田達の生活に平穏な日々が訪れたのだろうか? それとも……。
(C’S Factoryより出版)
帯刀コロクの本
『歴史ライターのWEBライティング術ノート』
「武将ジャパン」「戦国ヒストリー」などに寄稿の歴史ライター、「帯刀コロク」のWEBライティング術。
経験ゼロ、普通の「歴史好き」から「歴史ライター」を名乗るまでのキャリア形成と、資料収集をメインとした歴史ライティングの技を紹介。
※およそ20分で読むことができます。
目次
・未経験から「歴史ライター」を名乗るまでの軌跡
・WEBライターという選択肢
・実務経験ゼロからWEBライターになるまで
・入門に最適、クラウドソーシングのメリット
・最初の記事は1文字0.3円だった
・実績+得意分野アピールで、徐々にスカウトが
・“ニッチな専門”こそ大きな武器
・クライアントは真剣にライターを探している
・専門外のテーマ依頼が!でも、調査法の基本は同じ
・ライティングの資料集めに超便利!WEBで本文のダウンロードもできる、最強の参考図書検索サイト3選!!
・ライティングの半分は、資料集めでできています
・学術情報データベース CiNii(サイニィ)
・国立国会図書館デジタルコレクション
・総合学術電子ジャーナル J-STAGE
・まとめ:ライティングの参考文献に、論文を活用しよう!
・学術論文を読むべき理由はただひとつ!「超べんりアイテム」だから!
・一冊の本を鵜呑みにしない。記述は最低でもクロスチェックを
・Wikipediaはライティングの資料集めに使ってはいけないの?
・実はすごく大切な「校正」。ひとりでできる文章精度アップの方法3選!
・報酬アップの交渉は、してはいけないの?自分もクライアントも得をする提案が大切!
・最後に:「好きなこと」を追求すること